家庭でできる!節水対策

日常生活に欠くことのできない水ですが、使い方に注意して節水すると今よりグッと料金が節約できるかもしれませんし、貴重な資源である水の節約で自然環境の保護にも役立ちますので、みなさんも積極的に節水に取り組んでください。

標準的な使用水量

東京都の調査によると、世帯人数別の1カ月の平均使用水量は、次の表のようになっています。この使用水量を音更町の料金に当てはめると、4人世帯の場合の平均使用水量は25m3となっていますから、水道料金は5,940円(上下水道料金では9,768円)となります。

世帯人数 1人

2人

3人 4人 5人 6人以上
使用水量 7.7m3 16.0m3 21.2m3 25.1m3 29.7m3 35.0m3

(東京都水道局平成21年度生活用水等実態調査より)

家庭での水の使われかた

同じく東京都の調査によると、一般的な家庭での水の使われかたは、次のグラフのようになっているようです。

家庭での水の使われ方のグラフ

(東京都水道局平成18年度一般家庭水使用目的別実態調査より)

「一番多く水を使うのは?」と聞かれたら、たいていの人は「お風呂!」と答えるでしょう。ところが意外や意外。家庭で一番水を使っているのは、実はトイレだったのです。さらに、炊事にもお風呂と同じくらいの水を使っていることがわかります。

何とか節水する方法はないのでしょうか?

トイレで使用する水

コストを把握する

水洗トイレの1回の洗浄に使う水の量は、平均すると10リットルから15リットルぐらいです。成人1人が、1日に流すトイレの水の量は、約90リットルにもなります。90リットルの水道料金は、1リットル0.24円(上下水道料金では0.39円)ですから、21.6円(同35.1円)になります。月にすると648円(同1,053円)にもなります。

また、そのほかにもトイレを掃除するときにトイレの水を流しっぱなしにしたり、大小の使い分けができるレバーをいつも大で流したりと、意外とトイレの水にはムダも多いのです。

節水方法

汚物を流すのは難しいかもしれませんが、トイレ掃除のときにはお風呂の残り湯や洗濯の排水を再利用しましょう。ただし、タンクにためるのは雑菌が繁殖する危険性があるだけではなく、排水口付近に発生したカビが原因でトイレの水が止まらなくなったりする可能性もあるので避けたほうが無難です。

また、トイレのレバーで流量が調節できる場合には、大小をきちんと使い分けるようにしましょう。

タンクにペットボトル?

よく、トイレのタンクにペットボトルやビンを入れておけば、その分、水が節約できるというような節約ワザを耳にしますが、実は、あまりおすすめできません。

タンクの水の量というのは、汚物をきちんと流すために計算されて設定されていますので、水量が減ると水圧が弱まってしまい、汚物がきちんと流れなくなる可能性があります。見た目では流れていったように見えても、排水管の中に汚物のカスが残り、いずれつまってしまうことも考えられます。

つまってしまったときの修理のことを考えると、あまり適切な節水法とはいえないようですね。

お風呂で使用する水

コストを把握する

お風呂一杯に使用する水の量は、浴槽の大きさにもよりますが約200〜250リットルです。水道料金は1リットル0.24円(上下水道料金では0.39円)ですから、お風呂一杯は48〜60円(同78〜97.5円)になります。毎日お風呂に入るとして、年間で17,520〜21,900円(同28,470〜35,587.5円)の水道料がかかることになります。

節水方法

お風呂に入る回数を減らす!!??・・・わけにはいきませんので、ここでは残り湯の再利用について考えてみましょう。

すでに実践されている人も多いと思いますが、まずは洗濯で再利用しましょう。洗濯の水にお風呂の残り湯を使うと、水道代の節約になるのはもちろんのこと、水道水よりも温度が高いため洗剤の溶けもよく、汚れ落ちもずいぶんと違ってきます。その分、洗濯にかかる時間も短縮できるので電気代の節約にもつながります。ただし、お風呂に入浴剤を使用している場合は注意が必要です。洗濯で利用してもいいですよと書かれていなかったり、生薬などを配合している場合などは、衣類が色落ちしてしまったりする可能性もありますので、洗濯水としての利用はおすすめできません。

また、残り湯は、家庭内の掃除にも使えますし、冷めたあとであれば庭にまく水にも使えるでしょう。

毎日200リットルもの水をただ排水してしまうのではもったいないですからね。

そのほかにも・・・

入浴時にシャワーを使われる人も多いと思いますが、シャワーを1分間出しっぱなしにすると約12リットルの水が使われます。ということは、シャワーを20分も出しっぱなしにするとお風呂がいっぱいになってしまうことになりますね。シャワーを使うときは、なるべくこまめに止めて、できるだけ短くすませるようにしましょう。

また、髪やタオルに付いたシャンプーや石けんを洗い流すときは、先に、手で泡をしごき取るだけでもすすぎに使う水の量がずいぶん減らせるようですね。

洗顔などで使用する水

コストを把握する

トイレやお風呂のほかにも、さまざまな場面でムダな水の使い方をしていないでしょうか?

例えば洗顔。1分間水を出しっぱなしにすると約12リットルの水が流れます。ということは、1リットル0.24円(上下水道料金では0.39円)ですから、歯みがきのときにたった30秒間出しっぱなしでも約6リットル、1.44円(同2.34円)分の水が出ていることになります。

食器洗いや洗車をするのに20分間水を出しっぱなしにすると約240リットル、57.6円分(同93.6円分)の水が出ていることになります。

洗顔や歯みがき、食器洗いなどは「たいした量ではない」と思われるかもしれませんが、ただムダに排水口にお金を流していると考えると・・・なんとかしたいところですね。

節水方法

出したり止めたりするのも面倒だし、思わず出しっぱなしにしてしまう洗顔ですが、洗面器などに水をためてから洗うようにすれば、使う水の量も4分の1以下と大きく減らすことができます。

歯みがきのときも、コップに水をくんで使うようにしましょう。流しっぱなしだと6リットル使うものが、コップに2、3杯であれば、1リットルにもなりません。歯みがき粉を付けすぎないのも口をすすぐ水を減らすコツですね。

食器洗いのときも同じです。洗いおけなどに水をためて洗ったり、すすぎのときは、出る水の量を蛇口で調節してすすぐようにすると節水効果は上がるはずです。

また、洗車のときも同じです。ホースの水を出しっぱなしにしないで、風呂の残り湯などをバケツにくんで使いましょう。バケツに10杯使っても50リットル程度、金額にして50円近くの差が出ます。

節水のすすめ

どうですか?節水するのにも効果額の目安があると、やる気が出ますよね?

上記の例は、すでに実践されている人も多いと思いますが、節水対策のほんの一例に過ぎません。ひとつひとつの効果額は少ないかもしれませんが、それが1カ月、1年と積み重なっていくと、家族や友人を豪華なディナーに招待できるぐらいの金額になるかもしれませんよ。

蛇口をひねれば好きなだけ水を得られる北海道にいると、水資源に関していかに私たちが恵まれた環境にいるのか、そのありがたみを実感しにくいかもしれません。「我ただ足るを知る」という格言がありますが、毎年のように各地で水不足が起こっている現状を考えると、経済的な側面はもとより、貴重な水資源を守っていくために私たちができる小さな自然保護の第一歩として、節水に取り組んでみてはいかがでしょうか?

(注)なお、上記の水道料金は超過料金240円(1m3)にて算出しています。

お問い合わせ先
音更町役場建設水道部上下水道課総務係
電話:0155-42-2111(内線:377)
ファクス:0155-42-2142