緑南中学校の教育目標(いじめ対策基本方針含)

学校の教育目標

 〇身心共に健康で実行力のある生徒

 〇明るくすなおで協力する生徒

 〇未来をひらく創造性豊かな生徒

学校経営の方針(平成26年度)

 ◆郷土に根ざし活力とぬくもりのある学校

 

 学校は、子どもの人格の完成を目的として最善の教育をめざします。その営みには、地域・保護者との連携が不可欠です。教職員の組織体としての教育力向上も欠かせません。学校・地域・保護者が目標やイメージ(めざす学校像や生徒像)を共有し、信頼で結ばれ、共に歩む「地域教育経営」が実現された時、子どもたちは、例外無く健やかな成長を遂げます。

 そこで今年度、緑南中学校は「簡潔でわかりやすい」「開かれていてよく見える」「夢に向って確かな歩みがある」を学校の合い言葉に、学校経営を推進することで、「郷土に根ざし、活力とぬくもりのある学校」の実現をめざします。

その具現化に向け、「どのような目的で」「どのような教育活動を行っており」「どのような成果をあげているのか(知・徳・体)」を地域・保護者に簡潔でわかりやすく示し、率直な意見・要望・評価をいただき、教育課程の改善充実と教職員の資質能力向上に努めます。

 

 今年度の重点

 

 重点目標・・命を大切にする安心・安全の緑南中学校

 ◆信頼を盤石にするための更なる工夫改善◆

 

1)学校

*簡潔でわかりやすい

 ・「命」...「安心・安全の学校」が最優先事項(信頼の基礎)

 「ネットマナー」「性(生)教育」「道徳の授業」が鍵

 ・「時を守り,場を清め,礼を正し瞳を輝かせて学ぶ緑南中学校のイメージ化」(下段に掲載)

 

*開かれていて良く見える

 ・充実した教育活動を通信や参観日で見せ,評価いただき,改善する

 「いじめ対策基本方針」の公表(下段に掲載)

 

*目標・夢に向かって確かな歩みがある

 ・必要な「知」「徳」「体」を見つめ直し,意図的・計画的に教え育てる

 

2)生徒

*目と目の「挨拶」と,心通わせる「しぐさ」を大切にしたかかわり

 ・実社会で通用する対人マナー(教養)を身につけたい

 

*凡事徹底!まずは全員が一枚岩になって黄金の1週間を勝負する

 ・「時を守り,場を清め,礼を正す」生徒

 ・五つの「学習の約束」を貫く生徒

 

*読む・書く・話す場面の「量」を「質」に転移させる(読書と記述と対話)

 ・「実社会で使える力」と,「点数を取る力」の両立

 

3)教師

*意欲を引き出す学習過程「楽しくわかり,点数もとれる」

 ・課題に導く魅力的な導入・発問,確実な定着を図る終末

 

*生徒と共にあり対話する

 ・つく指導の徹底で良い結果を出し,事実で誉めて自信を持たせる

 

*地域・保護者と連携する

 ・「共に育む」の想いを胸に(早く,直接,傾聴の姿勢を大切にして)

 

 

「時を守り,場を清め,礼を正し,瞳を輝かせて学ぶ緑南中学校」のイメージ

 ◆目標とする緑南中のイメージを生徒・保護者・教師が共有するために◆

 (平成26年度改定)

1)朝の登校時

○早起きして家族と共に朝ごはんを食べ,ゆとりを持って家を出発している。(時)

○家族はもちろん,生徒も,教師も,心のこもった明るい挨拶をかわしている。(礼)

○担当の生徒等によって窓が開けられ,新鮮な空気が気持ちよく流れ込んでいる。(場)

○生徒会活動の一環として,笑顔で挨拶運動をしている姿が見られる。(礼)

○登校した生徒は教室に飾られた花や写真などの環境整備によって,心を和ませる。(場)

○朝,出勤した教師が担任クラス等を見まわると,生徒同士が談笑している。そこに教師も加わり楽しく充実した学校生活がスタートする。

 

2)朝のチャイムが鳴る

○遅刻してくる生徒は全く見られない。(時)

○全校生徒に,今日一日の活動に真剣勝負で立ち向かう心構えができている。(礼)

 

3)朝の学活

○日直の司会進行のもと,各学級の進行パターンに基づきスムーズに運営されている。

○私語をする生徒は全く見られず,主体的に参加している。(礼)

○各委員からは,生徒会の連絡や協議事項が,責任を持って正確に伝えられている。

○目標等も,一日の生活や予定されている行事に合わせて設定されている。

 

4)授業時間

○学習は「学習の約束(5か条)」に基づいて進められ,「学びの習慣化のために(H23町教育研究所発行)」などを参考に家庭学習も定着している。(礼)

○全ての授業において明確な目標や課題が示され,「課題解決的な学習」により生徒が主体的に授業に参加している。

○教えること(学習内容の基礎・基本),学ばせること,習熟させること等の区別をはっきりさせて,生徒の立場に立った授業が行なわれている。

○授業における学習過程の工夫,導入や発問のあり方,教材研究に基づく教材の提示,実社会との関連を持たせた体験・操作活動などが必要に応じて取り入れられている。

○分からないことが「分からない」と言える,支持的風土(しじてきふうど)が根付いている。

 

5)休み時間

○職員室に戻った教師は,授業での生徒の良さを交流し合い,今後の指導に生きる会話がはずんでいる。

○用事で職員室を訪れる生徒は礼儀正しく,教師は「こんにちは」「失礼します」等の生徒の挨拶に顔をあげ正面から応えている。(礼)

○生徒は,「○○先生に○○を届けに来ました」など,来室の用件を明確に伝えることができ,未熟な生徒には,丁寧にマナーや話し方を指導する職員の姿も見られる。(礼)

6)給食の時間

○協力して手際よく配膳を行いっている。担任も一緒になって配膳をしている。

○昼の放送は,興味深いビデオや,レストランで流れるような心地よい音楽等である。(場)

○日直の号令のもと一斉に食事が始まる。好き嫌いなく全部たいらげている。中にはおかわりをする生徒も見られる。(時)

○全員が食べ終わるのを確認して,感謝の心がこもった「ごちそうさまでした」。(礼)

○片付けも手際良く,見ていて気持ちがいい。午後の授業準備も並行して進んでいる。(場)

 

7)清掃の時間

○全校生徒が決まった段取りに従って,手際よく清掃している。担当教師と生徒が共に汗する姿が美しい。教師は,場面に応じて適切な掃除の仕方を教えている。(場)

○生徒の姿に,やらされている雰囲気はない。「学びの場,生活の場を清らかに保つ」という気持ちが育っている。清掃後は,教師と生徒が爽やかな終了挨拶を交わしている。(礼)

○用具がきちんと整理・保管され,破損した用具は速(すみ)やかに補充されている。(場)

 

8)帰りの学活

○一日の生活,係活動,生徒会提案も,皆,自分のこととして考え,話し合っている。

○明日の予定や持ち物は,前もって担当生徒が教師に確認をし,全員に周知している,生徒は必要に応じてメモを取っており,忘れ物も少ない。(礼)

○一日の学習で疲れてはいるが,集中して話を聞く姿勢にゆるみは見られない。(礼)

 

9)放課後

○放課後は,生徒一人ひとりが個性を発揮できるノビノビとした時間になっている。中学生の自己実現に有効な活動(自治的な活動・部活動・他)が計画的に推進されている。

○予習復習に取り組む生徒や,「わかりたい」に応え「わからない!困った」に寄り添う教師がおり,学級の係活動や生徒会活動の指導にも熱意がこもっている。

○部活動に加入した生徒が練習に励んでいる。指導に当たる教師にも力が入っている。

 

(10)下校時間

○爽やかな挨拶を交わし,坂道をゆずり合いながら徒歩で帰る者,安全速度でマナー良く自転車下校する者,礼儀正しくスクールバスに乗車する者等,様々な表情を見せている。(礼)

○部活動の後片付けも素早く,下校時間もしっかり守られている。(時)

○生徒は,部活動や生徒会顧問の教師に感謝の気持ちを込めた挨拶をして下校している。(礼)

 

(11)生徒が下校した後の学校

○自分の学級や担当区を見回る教師の足音が聞こえてくる。

○教師の表情には今日一日の満足感や充実感が漂っている。

 

(12)帰宅

○家族と「ただいま!」「おかえり!」等,心のこもった挨拶を交わす。(礼)

○明日の準備や予習,家庭学習ノートで予習・復習したりしながら有意義な時間を過ごす。

○家庭学習を終え,心から安心できる我が家で安らかな眠りにつく。

 

 

緑南中学校いじめ防止基本方針(平成26年3月策定)

1基本理念

○いじめの防止等のための対策は、いじめが全ての生徒に関係する問題であることに鑑み、生徒が安心して学習その他の活動に取り組むことができるよう、学校の内外を問わずいじめが行われなくなるようにすることを旨として行われなければならない。

○いじめの防止等のための対策は、全ての生徒がいじめを行わず、及び他の生徒に対して行われるいじめを認識しながらこれを放置することがないようにするため、いじめが生徒の心身に及ぼす影響その他のいじめの問題に関する生徒の理解を深めることを旨として行われなければならない。

○いじめの防止等のための対策は、いじめを受けた生徒の生命及び心身を保護することが特に重要であることを認識しつつ、国、地方公共団体、学校、地域住民、家庭その他の関係者の連携の下、いじめの問題を克服することを目指して行われなければならない。

 

2学校及び学校の教職員の責務(いじめ防止対策推進法第8条)

○学校及び学校の教職員は、基本理念にのっとり、本校に在籍する生徒の保護者、地域住民、児童相談所その他の関係者との連携を図りつつ、学校全体でいじめの防止及び早期発見に取り組むとともに、本校に在籍する生徒がいじめを受けていると思われるときは、適切かつ迅速にこれに対処する責務を有する。

 

3いじめ対策のための組織

(1)名称

 緑南中学校いじめ対策委員会(特別委員会)

(2)構成員

 教頭,生徒指導主事,養護教諭,学校評議員,PTA役員

(3)会議

 4月(計画会議),3月(反省会議),1,2学期末,その他必要に応じて開催する。学校評議員及びPTA役員については4月,3月に出席し,その他は必要に応じて出席を要請する。

(4)その他

 校内体制における「いじめ対応チーム」は,次のとおりとする。

 教頭,生徒指導主事,生徒指導部校内指導係,当該学年主任,学級担任,養護教諭(必要に応じて,教科担任や部活動顧問もチームに加える)

 

4いじめ発見と防止のための取組

(1)いじめアンケートの実施

 いじめの早期発見のために,5月,10月にいじめアンケートを実施する。

(2)教育相談体制の整備

 いじめアンケートの実施後等,状況に応じて「教育相談週間」を設定する。実施計画,情報分析や対応策策定については,生徒指導部が主体となって行う。心の教室相談員との連携も大切にする。

(3)いじめは「どの学校にも,どの学級にも,どの生徒にも起こりうる」という強い自覚をもって対応する。

(4)生徒観察による情報収集

 学年所属職員や教科担任,養護教諭等,常に情報収集を心がけ,気になる言動を発見した場合は,生徒指導部に報告する。生徒指導主事はその内容を勘案し,管理職への報告と相談を行う。

(5)必要に応じて家庭訪問等を実施し,保護者からの情報収集に努める。

(6)生徒会主体によるいじめ防止プログラムの展開

 いじめ防止テーマやいじめ防止強化期間の設定,いじめ防止会議の開催,「いじめ,ネットトラブル根絶!メッセージコンクール」応募等,生徒の主体的な取組を促す積極的な活動を推進する。

(7)いじめ問題への対応を確実なものとするため,「様子を見る」というような消極的な対応策を払拭する。

(8)hyper−QUアンケートによる集団の客観的分析と組織的な活用を推進する。

 

5いじめ発見後の適切な対応

(1)いじめられた生徒やその保護者の立場に立った対応を心がけ,まず解決に向けた事実確認と指導の方針について説明する。並行して,町教育委員会への報告と相談を行う。

(2)校内チームの役割を明確にする。

 ・事情聴取,整理,分析,まとめ・対応策の検討・教職員の意思形成,調整

(3)スピード感をもって事実確認にあたり,情報を整理する。

(4)チームとして立案した解決策にそって,継続的な指導を実施する。

 ・被害生徒への面談・加害生徒への指導・事実を認識していた生徒への指導・被害・加害生徒の保護者への説明と協力依頼(発見後から定期的な経過説明まで)・教育相談体制の強化・適切な人間関係づくりを目指した取組(各領域との連携)

(5)問題の内容等に応じて保護者説明会を実施し,学校としての姿勢や方針を明確にする。

(6)報道機関への対応は窓口を校長に一本化し,公開できる情報を整理し,誠意ある公平な対応を心がける。その際,町教育委員会と連携して対応にあたる。

 

6いじめ防止のための研修の充実

(1)いじめの早期発見,対処方法の習得を目的とした「生徒指導交流会」を年2回(6,11月)開催する。

(2)研修講座等,校外の研修会に積極的に参加し,その研修情報の内部提供に努める。

(3)指導力向上により生徒理解を深めるため,ミドルリーダーや管理職からの情報提供の機会を充実させる。

 

7全領域における連携の重視

(1)各教科

 それぞれの教科においては,生徒指導の機能を生かした取組を基盤とするとともに,言語活動や各種授業形態による活動をとおして他と適切にかかわる能力を高め,いじめの芽を早期に摘み取るよう努力する。

(2)道徳

 道徳の時間では,道徳的価値に基づいた人間としての生き方を追求することで教師と生徒,生徒同士の共感的な関係を深め,豊かな体験をとおして内面を鍛える。

(3)特別活動

 学級活動を基盤とした集団活動や体験的な活動をとおして,よりよい人間関係を築く力や社会性の育成を図り,いじめ防止に寄与する。特に、人とのかかわりの中での失敗体験を大切にすることで個性を伸ばし,自他を認める心をはぐくむ。

(4)総合的な学習の時間

 特に,キャリア教育における体験活動と言語活動,探求活動を充実させ,将来の目標を考えたり社会の中の多くの人とかかわる中で,社会的視野を広げ他者理解を深めさせる。

 

8いじめ対策の検証

 いじめ対策の取組についてはスピード感をもった対応が求められることから,PDCAサイクルにより短期スパンで検証・改善を図る。その役割は,生徒指導部が担う。

 

9保護者・地域への情報提供

 この基本方針は保護者,地域に公開するとともに,必要に応じて対応状況について説明する機会を設定し,説明責任・結果責任を果たす。

 

10いじめ対策年間プログラム

 4月「いじめ対応」についての保護者への説明(参観日・PTA総会)いじめ対策委員会1

 5月いじめアンケートNo1,いじめの学級指導,h−QUアンケートの実施(1回目)

 6月「いじめ対応状況」説明(PTA学年委員会),教育相談週間,生徒指導交流会

 7月いじめ対策委員会2,学校評議員会

 8月生徒会主体のいじめ防止活動

 9月いじめ防止指導強化月間h−QUアンケートの実施(2回目)

10月いじめアンケートNo2

11月「いじめ対応状況」説明(PTA学年委員会),教育相談週間,生徒指導交流会

12月いじめ対策委員会3,学校評議員会

 1月学校評価(自己評価,生徒・保護者・教員相互比較のアンケート)

 3月いじめ対策委員会4,学校評議員会

 ※学級における「適切な人間関係づくり」は年間をとおして実施

 

平成26年3月策定(平成26年4月公表)