上下水道
事故や災害が起きたときの対応について教えてください
回答
町は、平常時には水質監視、緊急時には漏水事故や水質事故、自然災害への対応を行い、安全な水を皆さんにお届けするために尽力しています。平成30年に起きた北海道胆振東部地震では、北海道全域で大規模な停電が発生しました。その時も、24時間、非常用発電機により浄水場などの施設を動かし、町内では断水を回避することができました。
災害はいつ起こるか分かりません。事故や災害が起きた時は、落ち着いて下記のとおり対応をお願いします。
断水かなと思ったら
断水しているかもと思ったら、下記の手順で確認してみてください。- 家の中の全ての蛇口で水が出ないのか確認してください。冬であれば、まず水道管の凍結を疑ってみましょう。家の中は冷え切っていませんか。暖房をつけて部屋を暖めることで、凍結が解消する場合があります。
- 近くで水道工事を行なっていませんか。断水が予定されている場合、事前にお知らせの紙が入ります。
- お住いの地区で停電は起きていませんか。集合住宅の場合、電気を使ってポンプを動かして水を届けている場合があります。停電が起きると機械が動かせなくなり、水道が使えなくなることがあります。まずは管理会社などに問い合わせてみてください。
- できれば周辺の家庭で水道が使えるかどうか確認してみてください。周辺の家庭で水道が使える場合、ご自宅の水道管に問題が起きている可能性があります。持ち家であれば、直接、音更町指定給水装置工事事業者(別ページにリンクします)に連絡してください。賃貸などの借家であれば管理会社などを通して修理を依頼することになります。
- 周辺の家庭でも水道が使えない場合、漏水事故などが考えられます。その時は、上下水道課水道係へご連絡ください。役場で把握した段階で速やかにホームページに情報を公開します。
断水に備える
町は、浄水場などの施設には非常用発電機を設置し、できるだけ断水を回避できるよう災害などに備えています。ですが皆さん自身においても日頃から災害などに備えて飲料水の確保をお願いします。1人につき1日3リットル、これを3日分用意しておきましょう。断水が起きた時、町でも給水活動を行いますが、大規模災害の場合、お手元に水が届くまでに時間がかかる可能性もあります。停電や地震のときの上下水道の対応
水道
大規模な地震が起きた時、同時に停電することも多いです。インターネット上やSNSでは、その後の断水に備えてお風呂やお鍋に水をためるようアドバイスするものも見受けられますが、おすすめできません。なぜかというと、水道の水は普段の皆さんの水の使用量をもとに計画的に作っているからです。水は塩素で消毒してお届けしていますが、時間が経つと抜けてしまうため、必要以上に作りだめをすることができません。断水に備えて一度に皆さんがお風呂に水を貯め始めてしまうと、お水を作るのが間に合わずかえって断水を引き起こしてしまうことにもなりかねません。
災害時にパニックにならないよう、普段から飲料水を備蓄しておいたり、お風呂の残り湯を残しておいたりなどの対応をお願いします。
下水道
普段忘れられがちな下水道ですが、大規模な地震の時には注意が必要です。ご自宅や道路内の下水道管が破損したり、停電などによって下水道施設の運転が停止したりして、トイレなどが使用できなくなる場合があります。普段から非常用トイレの備蓄をしておくと安心です。- まず、自宅の建物、敷地内の下水道管で汚水が流れるか確認してください。お風呂の残り湯などで、トイレに水を流し、自宅の敷地内で汚水が溢れ出すことがないかを確認してください。集合住宅の場合は、下の階のお宅への影響にも配慮が必要です。
- 自宅の下水道が使用できる場合でも、道路で下水が溢れていたら、トイレの使用を控えていただくようお願いします。その場合は、携帯トイレや避難所のトイレを使用してください。下水道管が壊れて流れにくくなっている可能性もあります。使用した紙などは念のためトイレに流さずに「燃えるごみ」として処理してください。
- 下水道の状況に応じて、下水道使用の自粛や再開を広報します。復旧工事で下水道の使用を控えていただく必要がある時はご協力をお願いします。
町での備え
町は、皆さんの生活を支える上下水道を切れ目なく提供できるよう、施設の耐震化や緊急貯水槽(別ページにリンクします)の配置、給水袋の備蓄などを行っています。万一、停電が起きた場合でも、施設を最低限動かせるよう非常用発電機なども備え、定期的に点検を行っています。お問い合わせ
上下水道部上下水道課
080-0198 北海道河東郡音更町元町2番地
電話:0155-42-2111
ファクス:0155-42-2142