福祉
重層的支援体制整備事業について
社会福祉法の改正により令和3年4月に「重層的支援体制整備事業」が創設されました。町は、令和4年4月から、この事業を実施しています。
重層的支援体制整備事業とは
重層的支援体制整備事業は、市町村において、既存の相談支援や地域づくり支援の取り組みを生かし、子ども・障がい・高齢・生活困窮といった分野別の支援体制では対応しきれないような地域住民の複雑化・複合化した支援ニーズに対応する包括的な支援体制を構築するため、「属性を問わない相談支援」「社会参加支援」「地域づくりに向けた支援」を一体的に実施するものです。事業創設の背景
重層的支援体制整備事業が創設された背景には、地域共生社会の実現があります。地域共生社会とは、制度や分野ごとの「縦割り」「支え手」「受け手」という垣根を越えて、地域住民や地域の多様な主体が参画し、人と人、人と資源(さまざまな取り組みや制度、ボランティアなど)が、世代や分野にかかわらずつながることで、住民一人ひとりの暮らしと生きがい、地域を共につくっていく社会を指しています。
重層的支援体制整備事業は、地域共生社会を実現するための新たな取り組みの一つです。
町での事業実施について
町民が抱えるさまざまな「困りごと」の相談を包括的に受け止め、複雑化・複合化しているケースについては、新たに配置する「包括化推進員」が担当し、困りごとの解決に向けて、関係機関と連携・協働して支援を行います。[事業実施のイメージ図](別ウインドウが開きます)(174.72 KB)
「縦割りの窓口」から「断らない窓口」へ
これまでの相談窓口は、担当分野以外の内容は「別の担当課の窓口に相談してください」などと対応していましたが、今後は担当分野以外の内容も、まずは相談を受けて、関係する部署と一緒に対応を考えます。対応窓口 | 町の担当部署 |
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地域包括支援センターらんらん 音更町柏寿台1番地 電話:67-7090、ファクス:67-7640 |
保健センター内高齢者福祉課 電話:32-4567、ファクス:32-4576 |
地域包括支援センターほほえみ 音更町共栄台西12丁目7番地7 電話:32-5151、ファクス:30-1122 |
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地域包括支援センターロータス音更 音更町中鈴蘭元町2番地9 電話:67-7863、ファクス:67-7862 |
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子育て世代包括支援センターすくすく 音更町新通8丁目5番地 電話:42-6200、ファクス:42-2713 |
保健センター内保健課 電話:42-2712、ファクス:42-2713 |
障がい者基幹相談支援センター 音更町元町2番地 電話:42-2111、ファクス:42-5160 |
役場福祉課障がい福祉係 電話:42-2111(内線514)、ファクス:42-5160 |
せいかつ相談窓口 音更町元町2番地 電話:42-2111、ファクス:42-5160 |
役場福祉課福祉係 電話:42-2111(内線522)、ファクス:42-5160 |
「縦割りの支援」から「包括的な支援」へ
これまでは、それぞれの担当課が、担当分野に関する支援を行ってきましたが、狭間のニーズにうまく対応できないことがありました。
これからは、複合化・複雑化したケースについては、福祉課などに配置する包括化推進員が担当し、各分野の連携・協働による包括的な支援を実施します。
「紹介だけ」から「伴走的支援」へ
これまでは、社会参加が必要な人にいろいろな施設や事業を紹介していましたが、これからは紹介に加えて包括化推進員が中心となり、必要に応じて、本人と受入先の環境調整や、定期訪問などのフォローアップを実施します。
音更町重層的支援体制整備事業実施計画
事業の実施に当たって、音更町重層的支援体制整備事業実施計画を策定しています。実施計画には、町の基本方針や事業の実施体制を記載しています。
計画の変更
実施から1年を経過するに当たって、計画の変更を行いました。変更の趣旨や、変更後の実施計画は下記のリンクから見られるほか、福祉課窓口でも閲覧できます。重層的支援体制整備事業の変更について(236.06 KB)
音更町重層的支援体制整備事業実施計画(変更後)(3.43 MB)
お問い合わせ
保健福祉部福祉課福祉係
080-0198 北海道河東郡音更町元町2番地
電話:0155-42-2111 内線524
ファクス:0155-42-5160