認知症に関する情報
あなたの希望をつたえるカードをつくりませんか
希望をつたえるカードとは
認知症の人などが、外出先などで望んでいること(やりたいことや続けたいことなど)を安心してスムーズに行うために、自分が使う名刺サイズのカードです。自分が望むことや、わかってほしいこと、お願いしたいことを書いておき、必要なときに見せて使います。認知症の診断を受ける前の段階の人から、診断を受けた直後の人、地域に出かけている人、ほとんど出かけなくなっている人まで、さまざまな人がカードを使って暮らしやすくなっています。
カードを使うメリット
- 外見から気づいてもらいにくいことをカードで伝えられる。
- 望みや不安、伝えたいことをわかってもらえる。
- 自分が忘れても、カードで確認できて安心。
- 言葉が出にくい場合でも、カードがあれば見せて伝えることができる。
- 焦った時も、カードで必要なことが伝えられ、落ち着くことができる。
- 普段から持ち慣れていると、緊急時(道に迷ったときなど)や災害時に役立つ。
- 本人が望む社会参加を続け、元気に暮らしつづけることができる。
使うかどうかを決めるのは、本人自身です
カードを使うかどうか、何を、どのように書くかを決めるのは本人自身です。周りの人が、決めつけないようにしましょう。
一人でできるときから使い慣れておくことをお勧めします
まだまだ一人で大丈夫、というときから自分に合ったカードを作り、使い慣れておくと、後々の生活に役立ちます。また、使わなくても、外に出るときにカードを持ち歩くだけでも大事な一歩です。
使わなければ、と気負わず、まずは持って出かけてみましょう。
カードの一例と持ち方の工夫
厚生労働省の研究事業により、認知症介護研究・研修東京センターが作成した本人用のリーフレットにカードの作成例や持ち方の工夫が紹介されています。希望をかなえるヘルプカード 持って安心!使って便利!(外部サイトのPDFにリンクします)
あなた自身のカードをつくりませんか
認知症の人などが望むことをスムーズに行えるよう、町の認知症地域支援推進員などがご自身に合わせたヘルプカードを一緒に作成します。ぜひ、ご相談ください。以下のPDFファイルを印刷して、お使いいただくことも可能です。
周知用リーフレット(カードのひな型あり)(1.15 MB)(PDF)
認知症介護研究・研修東京センター作成のひな型(外部サイトのPDFにリンクします)
お問い合わせ
保健福祉部高齢者福祉課
080-0104 北海道河東郡音更町新通8丁目5番地
電話:0155-32-4567
ファクス:0155-32-4576