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健康情報

良い睡眠から健康に!

良い睡眠取れていますか?

 休養は、体やこころの疲労の回復を助けるため、健康に欠かせない要素です。
睡眠不足であると、日中の眠気や疲労に加え、注意力や判断力が低下することによる作業効率や学業成績の低下、事故などの重大な結果を招く場合があります。睡眠不足を含め、さまざまな睡眠の問題が慢性化すると、肥満、高血圧、2型糖尿病、心疾患や脳血管障害の発症リスクの上昇や症状が悪化することで死亡率の上昇にも関与します。また、睡眠の問題があることで、うつ病などの精神疾患の発症リスクを高めるなど生活の質に大きく影響します。
 

良い睡眠には量と質が重要です

 睡眠時間は、長すぎても短すぎても健康を害する原因となり、朝目覚めたときに感じる休まった感覚(睡眠休養感)は、良い睡眠の目安になります。日常的に質・量ともに十分な睡眠を確保することで心身の健康を保持し、生活の質を高めていくことが重要です。
 音更町の健康づくりアンケートでは、睡眠による疲労回復が十分に取れている・取れていると感じている人は、20~50歳代で62.1%(全国70.4%)、60歳代で65.6%(全国86.8%)と、国よりも低い結果でした。

         
       
                                                     出典:音更町健康づくりアンケート
 

良い睡眠のためにできることから始めよう

 必要な睡眠時間には個人差があり、年代によっても変化します。国から公表された「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、適切な睡眠時間と睡眠休養感の確保に向けた推奨事項が、こども、成人、高齢者のライフステージごとに示されています。健康状態や身体機能、生活環境を踏まえ、できることから始めてみましょう

  • 睡眠に関する推奨事項 



・小学生は9~12時間、中学・高校生は8~10時間の睡眠時間を確保する
・朝は太陽の光を浴びて、朝食をしっかりとり、日中は運動をして夜ふかしは習慣化しないようにする


・睡眠時間は6時間以上を目安として必要な睡眠時間を確保する
・日常の食生活や運動、寝室の睡眠環境などを見直して、睡眠休養感を高める
・睡眠の不調・睡眠休養感の低下を感じるときは病気が潜んでいることもあるので注意が必要



・寝床にいる時間は8時間以内を目安にする
・日常の食生活や運動、寝室の睡眠環境などを見直して、睡眠休養感を高める
・長い昼寝は夜間の良眠を妨げるため、日中は長時間の昼寝は避け、活動的に過ごす

                              出典:健康づくりのための睡眠ガイド2023

 

眠りに不安を覚えたら専門家に相談を

 睡眠環境、生活習慣、嗜好品の取り方などを改善しても睡眠が十分に得られず、眠りの問題が続く場合は、医療機関に相談することをお勧めします。成人や高齢者の場合は、不眠症や閉塞性睡眠時無呼吸などの睡眠障害やうつ病などが隠れている可能性もあります。

「Good Sleepガイド(ぐっすりガイド)」は、「健康づくりのための睡眠ガイド2023」に基づき、成人、こども、高齢者の対象別に、良質な睡眠をとるための参考となる情報が、わかりやすくまとめられています。

 Good Sleepガイド(ぐっすりガイド)≪成人版≫
 https://www.mhlw.go.jp/content/001288005.pdf
 Good Sleepガイド(ぐっすりガイド)≪こども版≫
 https://www.mhlw.go.jp/content/001288006.pdf
 Good Sleepガイド(ぐっすりガイド)≪高齢者版≫
 https://www.mhlw.go.jp/content/001288007.pdf
 

お問い合わせ

保健福祉部健康推進課
080-0104  北海道河東郡音更町新通8丁目5番地
電話:0155-42-2712
ファクス:0155-42-2713

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