健康情報
栄養・食生活
適正体重について
体重は、日々の生活習慣が反映されます。摂取するカロリーが多く、消費するカロリーが少ない生活が続くと、肥満体形につながります。肥満は、糖尿病、高血圧症、脂質異常症といった生活習慣病や循環器疾患、がんなどの病気のリスクを高めます。健康に過ごすためには、自分の適正体重を知って維持することが大切です。
自分の適正体重は?
今の体重が適正体重かどうかは、以下の方法で判断できます。
BMI(Body Mass Index) |
【計算式】 体重(kg)÷(身長(m)×身長(m)) |
18.5未満…やせ
18.5以上25未満…ふつう
25以上…肥満
音更町民は肥満が多い
令和4年度の音更町特定健診受診者のうち、BMIが25以上(肥満)の人は男性41.3%、女性26.0%で、全国平均と比較しても、肥満の人が多い傾向にあります。
生活習慣の見直しを!
バランスのよい食事
主食、主菜、副菜がそろっている食事がバランスの良い食事です。主食(炭水化物(糖質))は体を動かすエネルギーに、主菜(たんぱく質)は筋肉や血液の材料に、副菜(ビタミン、ミネラル、食物繊維)は体の調子を整えてくれます。特に野菜は、よくかまないといけない食材なので、早食いを防止します。さらには満腹中枢が刺激されるため、食べすぎ防止につながります。
体に必要な栄養でも、食べすぎは肥満につながります。それぞれの目安量を意識して食事を取りましょう(主食、主菜、副菜の目安量(349.31 KB))。
生活リズムを整える
生活リズムを整えることも大切です。朝時間がない、食欲がないといって朝食を抜くと、肥満になりやすいと言われています。夜更かしはせず、しっかり朝目覚めて、朝食を食べましょう。
寝る前に飲食はしていませんか。寝る前の体は脂肪をため込むモードになっているので、夕食を食べてから寝るまでの間は間食はしないようにしましょう。
適度な運動
体を動かして消費するカロリーよりも、食べ物で摂取したカロリーが多いと、体重は減りません。運動を習慣的に行い、消費カロリーを増やすことで、痩せやすい体づくりにつながります。運動には有酸素運動(ウォーキングやジョギングなど、少し息が上がるような運動)と無酸素運動(スクワットや腹筋など、筋肉に負荷がかかるような運動)がありますが、二つの組み合わせて行うことをお勧めしています。
特に有酸素運動は脂肪を燃焼する効果があります。一度にまとめ運動しなくても、一日の中で短い運動を数回行うことも減量に期待ができます。
飲酒は適度な量で
「糖質オフ」や「カロリーカット」など、健康に配慮した種類のお酒が数多くありますが、アルコール自体にカロリーが含まれているため(アルコール1グラムあたり約7キロカロリー)、お酒の飲みすぎは肥満につながります。過度な飲酒は健康を損なうため、適度な飲酒量でお酒を楽しみましょう。
【関連記事】お酒と上手に付き合いましょう
【関連記事】健康のために!めざせ適正体重(636.41 KB)
もっと食べよう!野菜は健康の味方
野菜にはビタミン、ミネラル、食物繊維が多く含まれています。これらは人間の体の中で合成できないものがほとんどで、また体にとどめておくこともできません。そのため毎日、毎食、野菜を食べて、栄養を取り入れる必要があります。
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音更町民の野菜摂取量は?
令和4年度音更町健康づくりアンケートの結果によると、町民の約9割が1日の野菜の摂取が300グラム未満であり、野菜不足であることが分かりました。
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野菜食べていますか?チェックしてみましょう!
□ 苦手な野菜がある
□ 1日1食または2食しか食べない
□ 自炊をしない
□ 外食やコンビニ弁当で済ませることが多い
□ 丼ものやうどんなどの一品料理をよく食べる
いくつあてはまりましたか。一つでもチェックがつくと、野菜不足かもしれません。
野菜の目標摂取量は1日350グラム!
1日に食べてほしい野菜の量は350グラムです。色の濃い野菜(緑黄色野菜)と色の薄い野菜(淡色野菜)を組み合わせて350グラム食べましょう。
一度の食事で野菜をたくさん食べるのではなく、3食に分けて食べるのが基本です。野菜の摂取量が少ない人は、欠食する傾向があります。朝、昼、夕食を食べる習慣を付けて、食事の中で野菜を用意するようにしましょう。
野菜を食べる量を増やそう!始めの一歩は「まずは1皿」
野菜の摂取量を目標までに近づけるためには、まずはいつもの食事に野菜料理を1皿プラスすることです。
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厚生労働省が推奨しているスマートライフプロジェクトのひとつに、「+70gの野菜で食生活を見直そう!」があります。合わせてご覧ください。
関連資料
もっと食べよう!野菜は健康の味方(1.21 MB)広報誌「北海道の国保」10月号に町の特産品を使ったレシピが紹介されました
特産品(音更大袖振大豆)を使ったレシピ
北海道国保連合会のWEB広報誌「北海道の国保」10月号のふるさと健康料理に、音更町で生まれた「音更大袖振大豆」を使った「簡単手作りみそ」と「オール音更産の野菜たっぷり呉汁」のレシピを紹介しました。
「手作り簡単みそ」は、ジップロックを使い、家庭で少量から作れます。「オール音更産の野菜たっぷり呉汁」は、音更大袖振大豆と音更産の野菜を組み合わせて、野菜が小鉢1皿分(70グラム)が摂れる1品です。呉汁の材料は、家庭にある野菜を代用できます。
ぜひお試しください。
(1)簡単手作りみそ
(2)オール音更産の野菜たっぷり呉汁
▶簡単手作り味噌、オール音更産の野菜たっぷり呉汁のレシピ(WEB広報誌「北海道の国保」のサイトにリンクします)
関連資料
お問い合わせ
保健福祉部健康推進課
080-0104 北海道河東郡音更町新通8丁目5番地
電話:0155-42-2712
ファクス:0155-42-2713