成人保健
胃がん検診
令和7年度から胃がん検診の個別検診を開始しています
これまで、保健センターや木野コミセンで受ける「集団検診」でしか受けられなかった胃がん検診が、令和7年度から、医療機関で受診できるようになりました。検査内容は、個別検診のみ、胃内視鏡検査、胃バリウム検査のいずれかを選択して受けることができます。詳細は、下記の個別検診の内容をご確認ください。
胃がんについて
胃がんは、胃の内側にある粘膜の細胞が何らかの原因でがん化し、それが増えていくことで発生します。がんが大きくなると、胃の内側から外側に向かって進んでいき、さらに進行すると、近くにある大腸や膵臓、横隔膜、肝臓などにも転移していきます。主な症状
胃の痛み、胃の不快感や違和感、胸やけ、吐き気、食欲不振、貧血、黒い便(血便)、食事のつかえ、体重減少
(注)早期の段階は自覚症状がほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。
リスク因子
喫煙、塩分の取りすぎ、ピロリ菌への持続的感染 など(注)町では、ピロリ菌検査(内部ページにリンクします)を実施していますので、ご確認ください。
胃がん検診について
胃がん検診(胃部バリウム検査または胃内視鏡検査)は、2年に1回繰り返し検診を受けることが推奨されています。町では、集団検診または個別検診で受けることができますので、定期的に検診を受けてください。(注)同一年度内に、集団検診と個別検診の両方を受けることはできませんのでご注意ください。
(注)胃がん検診として、胃バリウム検査と胃内視鏡検査を毎年交互に受診することは、不利益(偶発症・擬陽性など)が大きいため推奨されていません。
集団検診
音更町保健センターまたは木野コミセンで実施する集団検診です。検診中の託児や会場内での移動の介助が必要な人は申し込み時にお伝えください。
対象者
35歳以上(平成3年3月31日以前生まれ)の人(注)下記に該当する人は、検査を受けることができません。
- 80歳以上の人
- バリウムや下剤でアレルギー症状が出たことがある
- 体重が120kg以上(検査の安全上のため)
- 腸閉塞になったことや胃腸に狭窄があると診断されたことがある
- 胃腸から出血(赤い便や黒い便)している
- 胃・大腸ポリープ切除など内視鏡治療を3カ月以内に受けた
- 人工透析を受けている
- 妊娠中もしくはその疑いがある
- 検査当日に飲食をした。
- 検査当日の血圧が180/110mmHg以上
- 大腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病・大腸憩室など)と診断されている
- 便秘で下剤を服用しても3日以上排便がない
- 胃の手術の既往がある
- 1年以内に手術を受けた
- 心臓病や不整脈などの治療中
- 糖尿病でインスリン注射あるいは薬の服用を行っている
- むせやすいまたは嚥下障害がある
- 検査台上に一人で立てないまたは指示通りに姿勢を変えることができない
検診内容
胃バリウム検査、問診料金
2,000円検査料金が無料になる人
- 70歳以上の人、後期高齢者医療制度に加入している人、生活保護世帯の人
申込方法
健康推進課健康推進係(電話:0155-42-2712)へ電話でお申し込みください。日程・検診会場・申込期間
日程・検診会場・申込期間は、下記ファイルでご確認ください。令和7年度健診(検診)ガイド(887.10 KB)
集団検診では、他の検診(健診)や検査も同時に受けることができます。詳しくは、集団健診(検診)(内部ページに)リンクします)をご覧いただくか、申し込み時にお伝えください。
検診実施委託機関
公益財団法人北海道結核予防会札幌複十字総合健診センター
個別検診
医療機関で受ける検診です。検診内容
胃内視鏡検査または胃バリウム検査、問診対象者
胃内視鏡検査の場合
50歳以上(昭和51年3月31日以前生まれ)で、年度内(令和7年4月から令和8年3月)に偶数年齢になる人(注)受診回数は、2年に1回
胃バリウム検査の場合
35歳以上(平成3年3月31日以前生まれ)の人(注)受診回数は、年に1回
(注)下記に該当する人は、胃内視鏡検査を受けることができません。
- 妊娠中またはその疑いがある
- 疾患の種類にかかわらず入院中である人
- 胃全摘術後、胃や十二指腸の疾患で治療中または経過観察中
- 咽頭、鼻腔などに重篤な疾患があり、内視鏡の挿入ができない
- 呼吸不全がある
- 心疾患(急性心筋梗塞、重篤な不整脈など)と診断されている
- 出血傾向がある(疑いも含む)
- 当日の体調や問診によって胃内視鏡検査が困難と判断された場合
(注)下記に該当する人は、胃バリウム検査を受けることができません。
- バリウムや下剤でアレルギー症状が出たことがある
- 体重が120kg以上(検査の安全上のため)
- 腸閉塞になったことや胃腸に狭窄があると診断されたことがある
- 胃腸から出血(赤い便や黒い便)している
- 胃・大腸ポリープ切除など内視鏡治療を3カ月以内に受けた
- 人工透析を受けている
- 妊娠中もしくはその疑いがある
- 検査当日に飲食をした。
- 年齢が80歳以上
- 検査当日の血圧が180/110mmHg以上
- 大腸疾患(潰瘍性大腸炎・クローン病・大腸憩室など)と診断されている
- 便秘で下剤を服用しても3日以上排便がない
- 胃の手術の既往がある
- 1年以内に手術を受けた
- 心臓病や不整脈などの治療中
- 糖尿病でインスリン注射あるいは薬の服用を行っている
- むせやすいまたは嚥下障害がある
- 検査台上に一人で立てないまたは指示通りに姿勢を変えることができない
料金
検査内容 | 検査料金 |
---|---|
胃内視鏡検査 | 3,000円 |
胃バリウム検査 | 2,000円 |
検査料金が無料になる人
- 70歳以上の人、後期高齢者医療制度に加入している人、生活保護世帯の人
実施医療機関
帯広徳洲会病院(電話:0155-30-1805)申し込み方法
医療機関に直接予約をしてください。予約・受検する際は必ず「音更町の胃がん検診を受けたい」と伝えてください。
(注)保健センターへの申し込みは不要です。
その他
受診時には、本人確認書類(マイナンバーカードなど)と検査料金を持参してください。お問い合わせ
保健福祉部健康推進課健康推進係
080-0104 北海道河東郡音更町新通8丁目5番地
電話:0155-42-2712 内線921
ファクス:0155-42-2713