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成人保健

肝炎ウイルス検診

肝炎について

肝炎とは、肝臓の細胞に炎症が起こり、肝細胞が壊される病気です。肝炎の原因は、ウイルス感染、アルコール、自己免疫などがありますが、日本ではB型肝炎ウイルスまたはC型肝炎ウイルスの感染によるウイルス性肝炎が多くを占めています。この病気は、徐々に肝臓の機能が失われていき、肝硬変や肝がんなど重篤な疾患へと進行する可能性があるため、早期に発見し治療することが重要です。

感染経路

B型およびC型肝炎ウイルスは、感染している人の血液や体液から感染します。現在は医療機関で感染防止策がとられていますが、過去の医療行為や母子感染、性交渉など感染経路はさまざまで、本人の自覚がないまま感染している可能性があります。

主な症状

肝臓は自覚症状が現れにくい臓器です。肝炎ウイルスに感染しても初期にはほとんど自覚症状がありません。早期発見のためには検診を受けましょう。

肝炎ウイルス検診について

国は、全ての国民が一度は必ず肝炎ウイルス検診を受けるよう推奨しています。
町では、集団検診で受けることができます。

集団検診

音更町保健センターまたは木野コミセンで実施する集団検診です。
検診中の託児や会場内での移動の介助が必要な人は申し込み時にお伝えください。

対象者

35歳以上(平成元年3月31日以前生まれ)の人で、肝炎ウイルス検査を受けたことがない人

検査内容

血液検査(HBs抗原・HCV抗体)、問診

料金

800円

検査料金が無料になる人

  • 70歳以上の人、後期高齢者医療制度に加入している人、生活保護世帯の人
(注)生活保護世帯の人は、生活保護法による保護費支給世帯員であることの証明書(役場福祉課福祉係と木野支所で発行しています)を持参してください。

申込方法

保健センター内健康推進課(電話:0155-42-2712)へ電話でお申し込みください。

日程・検診会場・申込期間

日程・検診会場・申込期間は、下記ファイルでご確認ください。
令和7年度健診(検診)ガイド(887.10 KB)
集団検診では、他の検診(健診)や検査も同時に受けることができます。詳しくは、集団健診(検診)(内部ページへリンクします)をご確認いただくか、申し込み時にお伝えください。

検診実施委託機関

公益財団法人北海道結核予防会札幌複十字総合健診センター

道が実施する肝炎対策について

北海道では、肝炎ウイルス検査の促進や肝疾患診療連携拠点病院などの診療体制の整備、肝炎治療特別促進事業などによる医療費の助成など総合的な肝炎対策に取り組んでいます。

肝炎ウイルス検査

道立保健所では、感染者を早期に発見し、早期治療に結びつけるため、感染の可能性が疑われる人を対象に無料でB型およびC型肝炎ウイルス検査を行っています。
詳しくは、肝炎ウイルス検査の実施についてをご確認ください。
B型肝炎・C型肝炎(正しく理解し、検査を受けましょう)

無料検査対象者

  • 輸血や臓器移植を受けたことがある人およびフィブリノゲン製剤、輸入非加熱血液凝固因子製剤を投与した人
  • 薬物を乱用していた人
  • 入れ墨、ボディピアスをしたことがある人
  • 肝炎ウイルス感染者と性的接触のあった人
  • 予防接種法に基づく定期の予防接種を集団接種した人
  • その他感染の可能性が疑われる人

ウイルス性肝炎進行防止対策精密検査費等助成事業(初回精密検査費用の助成)について

北海道では、市町村や保健所が実施する肝炎ウイルス検査や、職域・妊婦健康診査・手術前の肝炎ウイルス検査において、陽性と判定された人を対象に、初めて医療機関で受ける精密検査の費用を助成しています。

対象者

北海道内に住所を有する人で、医療保険各法(後期高齢者含む)の規定による被保険者または被扶養者。
次のいずれかで実施した肝炎ウイルス検査を受け、陽性の判定を受けた人(原則1年以内に肝炎ウイルス検査において陽性と判定された人が対象です)。
  • 市町村もしくは保健所
  • 職域(職場)
  • 妊婦健康診査
  • 手術前検査
陽性者のフォローアップに同意された人。

助成対象費用及び助成回数

初診料(再診料)、ウイルス疾患指導料および検査に関連する費用として知事が認めた費用。
助成回数は1回(初回のみ)です。

申請に必要な書類

詳しくは、初回精密検査費用の助成についてをご確認ください。
その他情報については、肝炎対策についてをご確認ください。

お問い合わせ

保健福祉部健康推進課健康推進係
080-0104  北海道河東郡音更町新通8丁目5番地
電話:0155-42-2712 内線921
ファクス:0155-42-2713

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