成人保健
ピロリ菌検査
ピロリ菌について
ピロリ菌（ヘリコバクター・ピロリ）は、胃の粘膜に生息している菌で、ほとんどが乳幼児期に感染するといわれ、大人になってから感染する可能性は低いです。1度感染すると除菌しない限り胃の中にすみ続け、慢性的な炎症を起こして粘膜を守る力を弱めてしまい、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどを発症しやすくしてしまいます。感染経路
はっきりとした感染経路はわかっていませんが、口を介して胃の中に入り込むと言われています。日常生活で感染する可能性はほとんどありませんが、大人から小さい子どもへの食べ物の口移しなどには注意が必要です。また、以前は生水（おもに井戸水）内にひそむピロリ菌が、口に入ることで感染することもありましたが、上下水道が整備された現代においては、飲水による感染はないと考えられています。
主な症状
腹痛、嘔吐、腹部膨満感、食欲不振、体重減少 など
ピロリ菌そのものによる自覚症状はありません。胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんなどを発症することで上記症状が出現する場合があります。
ピロリ菌は、合併症につながる前に発見することが大切です。
ピロリ菌検査について
町では、集団検診で受けることができます。これまで、検査を受けたことがない人が対象となります。また、20歳を迎える人を対象に、ピロリ菌検査を実施しています。
集団検診
音更町保健センターまたは木野コミセンで実施する、集団検診です。検診中の託児や、会場内での移動の介助が必要な人は申し込み時にお伝えください。
対象者
20歳以上（平成17年3月31日以前生まれ）の人で、検査を受けたことがない人検診内容
血液検査（ピロリ菌抗体）、問診料金
500円検査料金が無料となる人
- 70歳以上の人、後期高齢者医療制度に加入している人、生活保護世帯の人
申込方法
保健センター内健康推進課（電話：0155-42-2712）へ電話でお申し込みください。日程・検診会場・申込期間
日程・検診会場・申込期間は、下記ファイルでご確認ください。令和6年度健診（検診）ガイド（3.05 MB）
集団健診では、他の検診（健診）や検査も同時に受けることができます。詳しくは、集団健診（検診）（内部ページにリンクします）をご確認いただくか、申し込み時にお伝えください。
検診実施委託機関
公益財団法人北海道結核予防会札幌複十字総合健診センター20歳対象のピロリ菌検査
対象者
20歳（平成16年4月2日～平成17年4月1日生まれ）の人検査内容
尿検査（尿中抗体検査）料金
無料日程・回収期間
対象となる人には、12月中旬頃に案内と検査キットを送付します。12月下旬から1月上旬にかけて回収期間を設け、保健センターまたは木野コミセンへ提出いただくことで検査ができます。検査実施委託機関
（株）第一岸本臨床検査センターお問い合わせ
保健福祉部健康推進課健康推進係
080-0104 北海道河東郡音更町新通8丁目5番地
電話：0155-42-2712 内線920
ファクス：0155-42-2713
