成人保健
歯周病検診
歯周病について
歯周病と全身の健康の関係
歯周病は、口腔内の不衛生な状態が続くことで、歯と歯肉の間の溝にプラーク(細菌の塊)が溜まり炎症が起きる病気で、歯を失う一番の原因です。食習慣や歯磨き習慣、喫煙などと関係することから、生活習慣病に位置付けられています。歯周病菌が歯肉の中に入り込み、血液を通って、全身にまわると持病の悪化や糖尿病、心筋梗塞などの原因になることもわかっています。痛みなどの自覚症状がほとんどないため、気づいた時には進行していることもあります。いつまでも健口に過ごすために
- 近年、20代や30代など若い世代でも歯周病になる人が増えています。また、年齢が上がるにつれて歯周病になる人の割合は高くなっていくため、年齢に関係なく検診を受けることが大切です。
- 妊娠中は唾液の量やホルモンバランスの変化により、虫歯や歯周病になりやすくなります。歯周病菌は、子宮収縮を促進するため早産のリスクが高まるとされています。お母さんと赤ちゃんの健康を守るためにも、検診を受け、お口の状態を知りましょう。
- 年齢を重ねると、口腔機能(かむ力・飲み込む力)が低下しやすくなります。会話や食事に大きく影響し、こころと身体の働きが弱くなってしまい、フレイル(健康と介護が必要な状態のあいだの段階)につながる可能性もあります。口腔機能の状態を知ることで、機能の維持・向上につなげていくことができます。
歯周病検診について
町では、個別検診で受けることができます。年度内に1回のみ受けることができます。個別検診
医療機関で実施する、個別検診です。対象者
20歳以上の町内在住の人妊婦(20歳未満でも受けることができます)
検査内容
歯周病検診
虫歯、歯周病、義歯の適合状態などの確認、歯の保健指導
口腔機能チェック(歯周病検診と同時受診)
かむ力、飲み込む力などを検査します。(注)口腔機能チェックは、後期高齢者医療制度に加入している人で希望した人が受けることができます。
実施医療機関は下記をご覧ください。
料金
無料
実施医療機関・申込方法
下記ファイルで実施医療機関を確認し、医療機関に直接予約・受診してください。医療機関への予約・受診の際は必ず「音更町の歯周病検診を受けたい」と伝えてください。
令和7年度健診(検診)ガイド(887.10 KB)
(注)保健センターへの申し込みは不要です。
その他
持ち物
- マイナンバーカードなど本人確認ができるもの
- 母子健康手帳(妊娠中の人)
- 後期高齢者医療被保険者証(口腔機能チェックを実施する人)
注意事項
保険診療を同日に受けることはできません。お問い合わせ
保健福祉部健康推進課健康推進係
080-0104 北海道河東郡音更町新通8丁目5番地
電話:0155-42-2712 内線921
ファクス:0155-42-2713