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環境

マイマイガの駆除について(お願い)

マイマイガの駆除について

音更町内において「マイマイガ」が発生しているとの情報が寄せられています。
卵塊(らんかい)を放置すると、卵は越冬し翌年に爆発的に増えてしまう可能性があります。翌年以降の発生を抑えるためにも、ご家庭や施設などで卵塊を発見した場合は駆除のご協力をお願いします。

マイマイガについて

マイマイガは卵の状態で越冬し、5月上中旬にふ化し幼虫(ケムシ)が発生します。幼虫は街路樹や家庭の庭木・草花の葉に食害を与えます。高いところから糸を吐いてぶら下がり、次の食べ物があるところへと風に乗って移動します。7月下旬から8月下旬に成虫(ガ)になり、建物の外壁(基礎などのコンクリート部分)や照明近くの電柱・樹木などに卵を産みます。成虫の寿命は1週間程度と言われています。

駆除の方法と対策

卵塊(らんかい)の場合

建物の外壁などについている卵塊は、ヘラなどでそぎ落とし、土にしっかり埋めるか、ポリ袋などに入れてしっかりとしばり、「燃えるゴミ」として出してください。切ったペットボトルによる駆除も有効的です。また、卵塊を取り除くときは鱗毛が舞い上がるため、マスク・ゴーグル・手袋を装着してください。

幼虫の場合

幼虫が小さいうちは毛虫用の殺虫剤を使用します。幼虫が大きくなると殺虫剤が効かなくなるので火箸などを使って捕まえてつぶすか、バケツに水と少量の家庭用洗剤を入れて溺死させ、しっかりと土に埋めてください。この時、毛が刺さることがあるため手袋などを着用してください。(皮ふに直接触れるとかゆみや発疹が出ます。)

成虫の場合

水銀灯などの照明に飛来し、近くの樹木や外壁に産卵することから、ガの発生時期に合わせた消灯や誘虫性の低い照明(LED灯など)への交換が有効です。外壁などにとまっている成虫には、ガの駆除に適した家庭用の殺虫剤も使用できます。また、成虫を取り除くときも鱗毛や鱗粉が舞い上がるため、マスク・ゴーグル・手袋を装着してください。(皮ふに直接触れたり、目に入るとかゆみや発疹が出ます。)

参考資料

マイマイガの生態・被害・防除(北海道立総合研究機構林業試験場)

お問い合わせ

町民生活部環境生活課
080-0198  北海道河東郡音更町元町2番地
電話:0155-42-2111
ファクス:0155-42-5160

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