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上下水道の使用について

上下水道料金を安く抑えたい!家庭でできる節水対策



在宅時間が増えたり、家族が増えたりしたことにより上下水道料金が高くなったと感じることはありませんか。水の上手な使い方を知って、家計にも環境にもやさしい暮らしを考えてみましょう。
(注)心当たりがなく料金が高くなった場合は、漏水の可能性もありますので、上下水道課料金係にご連絡ください。

一般家庭の水量の目安

一般家庭の水量の目安
世帯人員 使用水量
1人 8.2立方メートル
2人 15.9立方メートル
3人 20.7立方メートル
4人 25.1立方メートル
5人 27.5立方メートル
6人以上 33.5立方メートル


出典:東京都水道局平成30年度生活用水実態調査

毎月ご自宅に届くお知らせ票(別ページにリンクします。「お知らせ票」の見方はリンク先で確認してください)を見て、水量の目安と比べてみましょう。持ち家の場合は、庭の水やりや洗車などの機会が増えることから、賃貸などの借家より水道の使用量が多くなる傾向にあります。

上下水道料金はどのように計算するか

上下水道料金は、水道料金(基本料金+超過料金)と下水道使用料(基本料金+超過分)の合計です。下水道使用料は水道の使用水量と同じ分だけ請求されます。基本料金を超える家庭の場合、水は使えば使うほど料金がかかります。
(注)浄化槽を設置しているご家庭は、料金体系が異なります。

1立法メートル(1000リットル)の節水で料金はいくら変わるか

水道料金は1立法メートル単位でかかります。音更町の場合、毎月11立法メートル以上の水を使う家庭で1立法メートルを節水すると、水道料金は251円、下水道使用料は160円、合計すると411円も変わります。

節水でうれしい3つのこと

1.光熱水費が安くなる

節水を心がけることで、上下水道料金だけではなく、給湯に使うエネルギーも減らすことができ、結果として光熱費を抑えることができます。

2.水の資源が守られる

地球上にある水は、ほとんどが海水です。淡水のほとんどは氷河や北極・南極の氷、地下水で、主に水道の水源として利用している川などの水は全体の0.01%しかありません。水道水のもととなる川の水は、雨や雪などによってもたらされます。雨や雪が少なければ、水不足になる可能性もあります。豊富なように思われがちな水資源ですが、とても貴重なものなのです。

3.二酸化炭素の排出量が減らせる

節水をして二酸化炭素が減るというと不思議に感じるかもしれません。私たちが水道を使うためには、浄水場で飲み水を作る時、家で水を使う時、下水処理場で汚れた水をきれいにして川に戻す時、それぞれの段階で電気などのエネルギーを多く使います。節水を心がけることで、二酸化炭素の排出も減らすことができ、環境にもやさしい暮らしができます。

具体的な節水方法

<お風呂編>

1.髪についたシャンプーの泡はなるべく取ってから洗い流し、シャワーは出しっぱなしにしない
2.浴槽のお湯は必要最低限にする
浴槽の7〜8割くらいお湯を入れるとおよそ200リットルです。
3.節水用のシャワーヘッドに交換する
お金は少しかかりますが、節水用のシャワーヘッドに交換するのも方法の一つです。手元にスイッチが付いていてこまめに止められるものや、水圧は変わらず節水できるタイプがホームセンターなどで売られています。入浴よりもシャワー派という人はぜひチェックしてみてください。シャワーヘッドの交換は工事が不要で、交換したその日から節水ができます。

<トイレ編>

1.水を流す回数は最小限にする
2.大と小のレバーを使い分ける
3.節水型のトイレを導入する

借家では難しいかもしれませんが、家の購入やリフォームなどを予定している人は節水型のトイレの導入を検討してみるのもいいかもしれません。20年ほど前のトイレは、大で8リットル、小で6リットルの水が流れています。製品によっても異なりますが、最新のものは半分近くまで流す水の量が減っています。

<台所編>

1.水を流しっぱなしにしない
2.食器や調理器具の汚れを拭いてから洗う
3.食器洗い乾燥機を導入する

いわゆる「食洗機」は節水の効果だけでなく、家事の手間を削減できる家電です。食器洗いを手洗いでする際、洗剤の泡をすすぐのに多くの水を使います。食洗機は、庫内の水を循環させて洗浄するため、水を効率よく使うことができます。最近は工事が不要な食洗機も発売されています。賃貸だからと諦めるのは早いかもしれません。

<洗濯編>

1.すすぎが1回ですむ洗剤に変えてみる
2.お風呂の残り湯を洗濯に利用する

入浴剤を入れている場合、成分によっては洗濯に適さないこともありますので、あらかじめ製品の表示を確認してください。
3.洗濯機を入れ替える際、ドラム式の洗濯機を購入する
ドラム式の洗濯機は少なめの水で洗濯物をたたき落しながら洗うため、縦型の洗濯機に比べ節水の効果が期待できます。

やってはいけない節水方法

1.お風呂の残り湯をトイレのタンクにためて利用する
タンク内で雑菌が繁殖する危険性があるだけでなく、排水口付近に発生したカビが原因でトイレの水が止まらなくなったりする可能性があります。
2.トイレのタンクにペットボトルやビンを入れる
タンクの水の量は、汚物をきちんと流すために計算して設計をしているため、水量が減ると水圧が弱まってしまい、汚物がきちんと流れなくなる可能性があります。見た目は流れていったように見えても、排水管の中に汚物のカスが残り、いずれ詰まってしまうことも考えられます。詰まってしまった時の修理代を考えると、適切な節水方法とはいえません。
3.お風呂の残り湯を洗濯のすすぎに使う
すすぎで残り湯を使ってしまうと、せっかくきれいに汚れを落としても、お湯に含まれた汚れをまた洗濯物につけてしまうことになってしまいます。

注意点

このページでは節水によるメリットや具体的な節水方法について説明してきました。役場で節水効果が期待できる特定の製品をおすすめしたり、リフォーム業者などをあっせんしたりすることはありませんので、ご注意ください。

お問い合わせ

上下水道部上下水道課総務係
080-0198  北海道河東郡音更町元町2番地
電話:0155-42-2111 内線377
ファクス:0155-42-2142

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