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町長室から

第5回タウンミーティング

テーマ:「介護人材の確保について」「総合事業について」「身寄りのない高齢者への対応」
平成29年11月24日(金曜日)に、介護老人保健施設あんじゅ音更で開催しました。ケアカフェおとふけ実行委員会の委員11人、帯広大谷短期大学の学生3人が参加しました。

いただいた主なご意見・ご提案と町からの回答

(ご意見1)介護職員の人材不足は大きな課題です。募集を掛けてもなかなか集まらないのが現状です。退職した人が働いてもらうのもいいかなと思います。働く人のニーズに合わせて私たちがその穴を埋めていくようなポジションでいいと思っています。
(回答1)切実な問題と認識しています。あこがれの仕事というイメージにはまだ遠く、人材確保に苦労していることを国へ訴えていきたいと思います。事業者自ら活動していることも伝えていきたいと思います。
(ご意見2)音更町の強みは、短大が近くにあり、学生が社会へ出ていく第一歩の地域にあることだと思います。
(回答2)人間としてお互いに認め合うという姿勢が介護には重要であり、新たにスタートする学生の皆さんにはこのことを発信してほしいと思います。その姿を見て次の学生が育っていくと思います。
 [学生が地域の実習から感じたこと]
(ご意見3)スーパーの通路の狭さ、商品棚の高さが気になりました。
(ご意見4)障がい者や高齢者が働ける場所が増えれば暮らしやすい町になると思います。
(ご意見5)高齢者が要介護状態にならないような予防が大事だと思います。地域サロン以外の活動できる場が増えるといいなと思います。
(回答3・4・5)高齢者や障がい者が活動できる場の確保、環境づくりが必要だと思います。世の中が移り変わる中で、サロン等の利用者の意見がどう変化しているかしっかり受け止めていき、行政の施策として考えていきたいと思います。
(ご意見6)介護に関わる人材がどれだけ不足していますか。
(回答6)実数の把握はできていませんが、北海道全体で1万2千人が足りないと言われています。人材が確保でき、流出させない取組を考えていきたいと思っています。
(ご意見7)総合事業はこれから強化される部分がある。どのようなサービスを考えていますか。
(回答7)生活支援のコーディネーターを配置し、事業を進めていきたいと思います。専門職でないとできない部分と、専門職でなくてもできるものを住み分けして、地域住民で支え合いができるのであれば、専門職の方にもっと大事なところを担ってもらうなど、地域福祉を進めていきたいと思います。
(ご意見8)成年後見制度の業務で、医療同意権について認められていないため、身寄りのない人をケアできない場合があります。
(回答8)判断できるうちに後見制度を使って、自分の死後をどうするかを早めに確認するような仕組みに変わっていければと思います。
(ご意見9)福祉について、それぞれの立場から感じていることを確認でき、共有できるケアカフェを大事にしていきたい。
(回答9)今後もこういったケアカフェが続いていき、民生委員など地域が加わったケアカフェができたらいいなと感じました。
タウンミーティングの様子

お問い合わせ

企画財政部広報広聴課広聴係
080-0198  北海道河東郡音更町元町2番地
電話:0155-42-2111 内線215
ファクス:0155-42-2117

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