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ご当地ナンバーの提案デザインが決定　町内在住の栗田政一さんが最優秀賞を受賞

十勝町村会が導入に向けて取り組みを進めている「ご当地ナンバー」について、応募があった462作品の中から、デザイン選考委員会が選考した6作品を対象に、10月23日～11月20日に人気投票を行ったところ、全体で3,769票の投票がありました。
その投票結果に基づき、十勝町村会で最終選考を行った結果、834票を獲得した、町内在住の栗田政一（くりた　まさかず）さんのデザインが最優秀賞に選ばれ、「十勝」ナンバーのデザインとして、十勝総合振興局を通じて国土交通省に提案されることになりました。
栗田さんは「受賞はとても光栄。十勝18町村のモチーフを考えるのが大変だったが、うまく表現で
きたのではないかと思う。地域振興の一助になれば」と思いを語りました。

ご当地ナンバーとは

「ご当地ナンバー」とは、地域の要望に応じた地域名をナンバープレートに表示できるもので、ナンバープレートの多角的な活用を図る観点から、平成18年度に導入されています。平成29年度からは、地域の観光資源などをモチーフとした図柄をナンバープレートに表示できるようになっており、全国の導入状況は、地域の要望に応じた地域名を表示している地域が46地域、地域の観光資源などの図柄を表示している地域が58地域です。

これまでの経過

十勝町村会は、当初、「十勝はひとつ」として、19市町村での導入を目指していましたが、北海道運輸局から、「帯広」ナンバーを新たな地域名のナンバーに全て切り替えることはできないとの見解が示され、19市町村での導入は制度上困難であることが明らかになりました。
このため、十勝町村会では、帯広市を除く18町村での導入を目指して検討を進め、昨年度、ご当地ナンバーの導入に関する皆さんのご意見などを把握するため、各町村がそれぞれアンケート調査を実施し、その結果などを踏まえ、十勝町村会で検討した結果、ご当地ナンバーの名称を「十勝」とし、導入に向けた取り組みを進めることとなりました。